前回は飛び込み営業やっててよかったことを書いていったので、今回は逆に飛び込み営業できつかったことを書いていこうと思います。
営業を目指している。あるいは営業をやらざるを得ない方々の参考になれば良きです。
個人的にはかなりきつかったことですが、逆にこれをそんなにきつくなくね?と思えるようなメンタリティがあれば営業はもしかしたら天職かもしれません。
一番つらかったことからつらつらと書いていきます。(つらかったことだけに。)
毎日がプレッシャー
どう考えてもこれが一番ハードですね。
僕は飛び込み営業といっても一年目でしたので商品を売っていたのではなく、本を貸して回ってました。
会社が健康食品を扱っていたのでそれのステマみたいな本を飛び込みしながら貸して、二週間後くらいに取りに来るので読んでみてください~みたいな感じでアポをとり、先輩が本を回収しつつ営業をかける。
というスタンスで営業を行っていました。本を貸すだけなら簡単じゃね?と思う人もいるでしょう。
ですが何が大変って、
本を貸す際に、その人の名前、住所、生年月日、電話番号を聞かなければいけないということ。
いかに怪しまれず、警戒心を解きながらここに持っていくかが一番大変でした。
失敗したら20~30分話して成果はなしみたいなことが普通におこるわけです。
逆に考えてみて欲しいんですが、知らん人がいきなり家に押しかけてきて、この本面白いんで読んでみてください。
あ、あとで本取りにくるから個人情報詳しく教えてね~
なんてきて、本借りようと思いますかって話。
絶対突っぱねますよね。
そんな環境の中で、一日最低一冊は本を貸さなければいけませんでした。
大体多く貸せても一日三冊くらいです。
夕方になっても0の日とかも普通にあるのでその際のプレッシャーがえぐいです。
しかも貸せるかどうかなんていい人に会えるかの運ゲーの部分が正直大きい。
その中で毎日一冊は貸さないとシバかれるというプレッシャーがあったのがめちゃくちゃしんどかったです。
本貸しに関わらず、普通の営業のほうが、数字は求められると思うので、プレッシャーを乗り越えられるタイプや、目標達成に向けてガチになれるタイプは逆に向いていると思います。
僕は無理でした。
というか、健康食品がうさんくさすぎて、勧める気がほぼ0でした。
暑い、寒い、雨などに対応不可
営業に関わらず外仕事全般に言えることかもしれませんが、普通にこれも結構キツい。
夏はほんとに倒れるんじゃないかというくらいのしんどさでした。
飛び込み営業という仕事柄、1日中外で歩いてるわけですが、マジに年寄りだったら死んでるだろっていうしんどさを感じてました。
あと暑いとなおさら人が出てこないっていう現象もあります。
くそ暑い中ようわからん営業を相手にする必要ありませんからね。
出てきてくれたおばあちゃんも話してる途中から汗だくになってくるわけですよ。
内心めっちゃ申し訳ないな~とか思いながらやってました。
飛び込み営業なんて人の役に立つ仕事どころか、人に迷惑をかける仕事ですよね。
ほんとに商品がいいと信じ込めて、価値を提供しているというメンタリティで行ければいいんでしょうが、健康食品なんて正直効果不明です。
そういうメンタル的なきつさも0ではなかったですね。
夏もきついけど冬もきつい!
冬は寒すぎて一度マジで泣きそうになったことがあります。(寒いのは体だけじゃなかったという話)
出張で奈良の山の上の方の高級住宅で営業回っていた時のことですが、冬の寒さに加えて、山上なのでめちゃくちゃ寒かったです。
途中から雪まで振り出してしまいました。
そんな中高級なお宅にピンポンしまくっていたわけなんですが、雪の中出てくるわけもなく。
経験上ですが、高級な人ほど営業の相手はしないイメージですね。
たぶん自分の仕事で忙しいのでしょう。
雪の寒さに凍えそうになりつつ、ピンポンを押しても8割居留守、残り門前払いという環境で営業をしていて、なんで僕はこんなきつい中、何も意味のない迷惑行為をしているんだろうか。と
ふと思ってですね。ガチで泣きそうになりました。(なんとか耐えたけど)
正直この日が一番しんどかったですね。(今でも場所まで鮮明に覚えている)
要するに営業は寒さもえぐいって話です。
スーツで回らなければいけないので寒さ対策も限界があります。
ばれないようにズボン2枚履きしたり、ヒートテックごりごりに着込んだり、ちょっといいコート買ったりなんかしましたが、全部貫通してきます。
企業相手のルート営業であれば別ですが、個人宅相手の営業をしようと考えている人はこの辺もしっかり頭に入れておいた方がいいと思います。
シンプルに雨がきつい
これありますね~
先ほども少し触れましたが、本を貸して回っていたわけです。つまり、雨だと本が濡れます。
かばいながら営業をしなくてはならない上に、傘で片手がふさがってしまう訳です。
本も一冊だけではなく、何冊も持っており、それに加えて、営業に必要な資料などもバックに入れて持っているわけです。
片手が傘でふさがり、もう片方に本入りの重めのバック。
営業しづらすぎましたね。
資料とかだすときとか、わざわざ傘置いたりしてやってましたけどマジ不便でした。
後普通に靴が濡れてめっちゃ不愉快。
要約すると天気に左右されるっていうのもかなり嫌な点だと思います。
終わりに
短いですが、営業ならではのきつさはこのへんじゃないでしょうか。
営業めざしているかた、営業でしか就職できなかったかたの参考になればなと思います。
それではごきげんよう。。
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